「花ちゃん」
「・・・・・・・・・・・・近い・・・」

また夢を見ていた。
また記憶が飛んでるよ、おい。
どーするかなこの頭。

なんて考えてたら思いっきり説教されたよ薫さんに。
あー、すいませんでした。

「良かった!!いきなり崩れ落ちたから吃驚したのよ!!」
「・・・だから近いってば薫さん。」

眼と鼻の先っていうか、
顔と顔の距離が5センチ以下ってどうなんですか?

つーかここどこですか?
部屋じゃないよな。
こんな家具ないし。
つーか家具買いに買い物行ってたんだからさ。

「大丈夫ですか?」
「ありがとうね、花ちゃん、大丈夫そうだわ。」
「?」

考えに耽っていた私の上で
薫さんと知らない声が会話しているのが聞こえた。

ちょっと気になって顔を上げると、
そこには知らない少年・・・・・・達。
・・・多いよちょっと!!!
だからここ何処!!!

「薫さん?」
「なぁに花ちゃん?」

だから
 の 名 前 は
そ ん な 平 凡 な 名 前 じ ゃ な い こ と は
 え て る ん だ
 ってば!!!

って、聞こえてないか。

真っ白な安全地帯に逃げ込んだ

(09.09.13)

= = 秘 密 基 地 = =
(人知れずに造った居場所)
(日記の端っこの落書きを思い出す)
(たった一人の住人はこの私)