「花ちゃん、本当に大丈夫?」
「。」
「え?」
「あたしの名前。だよ薫さん。」
「まぁ!!!」
すると薫さんがすっごく良い顔をした!!
それはもう弾けんばかりの超絶笑顔!!
「まぁまぁまぁああ!!」
「ぐぁ!!」
「名前!!思い出したのね!!」
「か、薫さん!!痛い、痛いです、締まってます!!首!!」
「あら、まぁまぁ。」
あら、まぁまぁじゃないっすよ。
ほら少年達困ってるじゃないっすか。
それでも薫さんは手を離してくれませんでした。
しかし、いま何時だ?
「ゲホッ、で、薫さん、彼らは?」
「あら、いけない。」
今まで忘れてたわ、なんて
発 言 で き る の 貴 方 だ け で す 。
薫 様 ! !
高速で台詞が横切ったが口に出さなくて正解。
うん、正解な筈だ。
「この子達はね、花ちゃんが倒れたときに一緒に病院まで運んでくれたのよ」
・・・わざとですか?
青春謳歌の少年達は固まった
= = 少 年 時 代 = =
(真実を隠しただ只管に見栄を張った過去の己)
(懐かしみ慈しむ 邂逅すら望めない過去の世界)
(逢いたいな 懐かしい顔触れの前で告げた言葉)